レトルトカレーを実際に食べてレビューしていくシリーズ。
今回食べたのは、エスビー食品「噂の名店」シリーズの「白銀亭 大阪あまからビーフカレー」です。
大阪のカレーといえば、最初に甘みが広がり、その後から辛さが追いかけてくる「あまからカレー」が有名です。
今回の白銀亭も、まさにそんな大阪らしい甘辛カレー。
一口目はフルーティーな甘みがふわっと広がり、一拍遅れて力強い辛さが押し寄せます。
この甘みと辛さのバランスが非常に良く、食べ進めるほどクセになる味でした。
今回の一言評価は、
「フルーティーな甘さの後に、力強い辛さが追いかける絶妙あまからカレー」
総合評価は3.88 / 5.0です。
それでは詳しくレビューしていきます。
「白銀亭 大阪あまからビーフカレー」とは?
白銀亭は、大阪・本町にある辛口カレー専門店です。
2007年にオープンし、大阪の甘辛カレーを代表するお店として知られています。
特徴は、フルーティーな甘みと、後から追いかけてくる力強い辛さ。
店主の大城龍一郎さんは、果物の自然な甘みとスパイスの辛さ、そして牛肉や玉ねぎの旨みを組み合わせた独自のカレーを追求しています。
今回食べたのは、その白銀亭が監修したレトルトカレーです。
内容量は180g、メーカー希望小売価格は400円(税別)。
※商品情報は変更される可能性があります。購入時にはパッケージやメーカー公式サイトをご確認ください。
一口目はフルーティーな甘みが広がる

一口食べて、まず感じたのが果物のようなフルーティーな甘みでした。
砂糖のような直接的な甘さでもなく、炒め玉ねぎの香ばしい甘さでもありません。
果物を思わせる、ふわっと広がる甘みです。
原材料にはチャツネが使われており、こうしたフルーティーな味わいに関係している可能性があります。
この甘みだけを感じている瞬間は、比較的まろやかな欧風カレーのような印象です。
ところが、このカレーの本当の特徴はここからでした。
一拍遅れて追いかけてくる、力強い辛さ
最初の甘みから一拍置いて、しっかりとした辛さが追いかけてきます。
この味の変化が非常に面白いです。
最初は甘いのに、食べ進めると明らかに辛い。
しかも、ただ少し辛いという程度ではありません。
個人的には辛口に分類される辛さだと感じました。
大辛とまではいきませんが、一般的なレトルトカレーの辛口よりも強い刺激を感じます。
食べ終わった後も、胃のあたりがほんのり熱く感じられるほどでした。
それでも不思議と、辛さだけが突出しているわけではありません。
先に感じるフルーティーな甘みがあることで、強い辛さとのバランスが取れています。
甘さと辛さの両方をしっかり感じられること。
これこそが、このカレー最大の魅力だと思います。
※辛さの感じ方には個人差があります。辛いものが苦手な方は注意してください。
ほどよいとろみと濃厚さのあるルー
ルーは、ほどよいとろみのあるタイプです。
サラサラしたスパイスカレーではなく、欧風カレーらしい濃厚さがあります。
ただし、重たすぎるという印象はありません。
なめらかなルーの中に、果物の甘みと牛肉の旨みが溶け込んでいるような仕上がりです。
ルーの量も十分にあり、白ご飯とのバランスも良好。
甘さと辛さが交互に感じられるため、ご飯がどんどん進みます。
コクの中心は果物の風味と牛肉の脂
旨みについては、まず果物の風味が強く感じられました。
その次に感じるのが、牛肉の脂から来る旨みとコクです。
原材料には牛脂やビーフブイヨン、ココナッツミルク、クリームなどが使われています。
こうした素材が、カレー全体のまろやかさやコクを支えていると考えられます。
一方で、酸味や苦味、香ばしさはほとんど感じませんでした。
味の中心にあるのは、あくまでもフルーティーな甘み、牛肉の旨み、後から来る辛さです。
味の方向性がはっきりしているので、非常に印象に残るカレーでした。
スパイスの香りは控えめでも、辛さは本格的
スパイスの香りについては、そこまで強く感じませんでした。
食べた瞬間に複雑なスパイスの香りが鼻を抜けるようなタイプではありません。
しかし、辛さはしっかりあります。
スパイスの香りと辛さは、必ずしも同じ強さではないということを感じさせるカレーです。
今回のスパイス感は3.4 / 5.0としました。
香りの華やかさよりも、甘みの後に現れる辛さが印象的でした。
柔らかく煮込まれた牛肉がゴロッと入っている
具材として確認できたのは、主に牛肉です。
ゴロッとした牛肉が2つ入っており、そのほかにルーに溶け込んだような小さな肉片もありました。
牛肉はしっかりと柔らかく、食べると脂の旨みも感じられます。
レトルトカレーの牛肉としては十分に美味しく、濃厚なルーとの相性も良好です。
ただし、具材が非常に多いというわけではありません。
牛肉以外の野菜などはルーに溶け込んでおり、食感として感じられるものはありませんでした。
今回の具材評価は3.5 / 5.0です。
量よりも、牛肉の柔らかさと美味しさを評価したいと思います。
レトルトとは思えないほど完成度が高い
今回、特に驚いたのがレトルトカレーとしての完成度です。
実際に食べてみて、お店で提供されてもレトルトカレーだと気が付かないかもしれないと感じました。
それくらい甘みと辛さのバランスが良く、味に個性があります。
単に甘いカレーでも、単に辛いカレーでもありません。
甘みを感じた後に辛さが押し寄せ、それでも全体としては美味しくまとまっている。
この味の組み立てが非常によくできていると思います。
これまで食べてきたレトルトカレーの中でも、かなり満足度の高い一品でした。
トッピングなしでも十分。福神漬けを添えたい
今回のカレーは、そのままで十分に完成されていると感じました。
チーズや卵などを加えて辛さを和らげるアレンジも考えられますが、個人的にはあまり手を加えずに食べたいです。
せっかくのフルーティーな甘みと力強い辛さのバランスを、そのまま楽しみたいからです。
添えるなら福神漬けくらいで十分。
白ご飯とカレー、そして福神漬け。
シンプルな組み合わせで楽しむのがおすすめです。
白銀亭 大阪あまからビーフカレーを5項目で評価
今回も「味・コク・スパイス感・具材・コスパ」の5項目で評価します。
5項目の平均は3.88 / 5.0です。
今回もっとも高かったのは、味とコクの4.2点。
フルーティーな甘みと牛肉の旨み、そして後から来る辛さのバランスを高く評価しました。
また、コスパも4.1点と高評価です。
この完成度のカレーをレトルトで手軽に楽しめることを考えると、非常に満足度の高い商品だと思います。
まとめ|甘みと辛さのバランスが絶妙な大阪あまからカレー
「噂の名店 白銀亭 大阪あまからビーフカレー」は、フルーティーな甘みと力強い辛さのコントラストが魅力のカレーでした。
一口目は果物のような甘みがふわっと広がり、その後にしっかりとした辛さが追いかけてきます。
そこに牛肉の脂の旨みが加わり、濃厚で奥行きのある味わいに仕上がっています。
牛肉も柔らかく、ルーの量も十分。
レトルトカレーとしての完成度は非常に高く、お店で出されても違和感がないほどだと感じました。
ただし、辛さはかなり強めです。
一般的な辛口レトルトカレーよりも辛く感じたので、辛いものが苦手な方は注意した方が良いと思います。
今回の一言評価は、
「フルーティーな甘さの後に、力強い辛さが追いかける絶妙あまからカレー」
総合評価:3.88 / 5.0
甘みと辛さの両方をしっかり楽しみたい人には、ぜひ一度試してほしいレトルトカレーです。
商品情報の出典:
S&B公式「噂の名店 大阪あまからビーフカレー」
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