レトルトカレーを実際に食べてレビューしていくシリーズ。
今回食べたのは、エスビー食品の「国産牛キーマカレー 中辛」です。
これまで「噂の名店」や「神田カレーグランプリ」シリーズを中心に食べてきましたが、今回は名店監修ではなく、国産牛のおいしさを前面に押し出したレトルトカレー。
実際に食べてみると、最大の特徴はやはり牛肉の存在感でした。
粗挽きの牛肉がたっぷり入り、一口目から牛肉の旨みを感じます。
スパイスを前面に押し出したキーマというより、牛肉の旨みや脂のコクを中心に楽しむタイプ。
今回の一言評価は、
「濃厚肉感のキーマカレー」
総合評価は3.32 / 5.0です。
それでは詳しくレビューしていきます。
S&B「国産牛キーマカレー」とは?
「国産牛キーマカレー」は、エスビー食品が販売しているレトルトカレーです。
商品の大きな特徴は、名前の通り国産牛を100%使用していること。
ここでいう100%とは、原材料の牛由来原料に占める割合です。
具材として入っている牛肉だけではなく、ビーフブイヨンやグレービーソースなどに使われる牛由来原料にも国産牛が使用されています。
キーマカレーには粗挽きの牛肉を使用。
エスビー食品によると、粗挽き肉をじっくり炒めることで、牛肉の旨みや脂の甘みを凝縮しているとのことです。
さらにグレービーソースやビーフブイヨンを合わせることで、牛肉を中心とした濃厚な味に仕上げられています。
内容量は150g、希望小売価格は330円(税別)です。
※商品情報は変更される可能性があります。購入時にはパッケージやメーカー公式サイトをご確認ください。
一口目から感じる牛肉の旨み

一口食べて最初に感じたのは、牛肉の旨みでした。
このカレーは商品名で「国産牛」を大きく打ち出していますが、実際に食べてもその方向性はかなり分かりやすいです。
カレーの味より先に肉の旨みを感じるくらい、牛肉の存在感があります。
さらに食べ進めると感じるのが、牛肉の脂から来るコク。
肉の旨み+脂のコクがカレー全体の味の中心になっています。
「国産牛」という名前だけではなく、ちゃんと牛肉を主役にしたカレーだと感じました。
粗挽き肉だから、しっかり「肉を食べている」感じがある
特に良かったのが、挽肉の食感です。
細かく挽かれた肉がルーに完全に溶け込んでいるタイプではなく、粗挽きの牛肉が使われています。
そのため、口に入れると肉の粒をしっかり感じます。
一般的なキーマカレーは挽肉が入っていても、食感としてはルーと一体化している商品もあります。
この商品はそれよりも肉の存在感が強め。
「キーマカレーを食べている」というより、「挽肉をたっぷり使ったカレーを食べている」という感覚に近いかもしれません。
今回、具材を3.5点と比較的高めに評価したのも、この肉感が理由です。
水分少なめでもパサパサしない
ルーは一般的なカレーよりも水分が少なめです。
ただし、ドライカレーのようなパサパサした感じではありません。
牛肉から出た脂のコクが感じられるため、口当たりにはしっとりとした濃厚さがあります。
この脂分が、牛肉の旨みをさらに強く感じさせているように思います。
そのため見た目以上に食べ応えがあります。
150gは少なく見えるけれど、食べるとちょうどいい
この商品の内容量は150g。
一般的なレトルトカレーと比べると、最初は「ちょっと少ないかな?」という印象を受けました。
実際、白ご飯にかけた直後はルーが少なめにも見えます。
ところが、食べてみると印象が変わりました。
粗挽き肉がたっぷり入っていて味も濃厚なので、150gでも意外と物足りなさがありません。
むしろご飯と一緒に食べるなら、これくらいの量でも十分。
単純な内容量ではなく、肉の密度によって満足感を出しているカレーだと思います。
スパイス感は控えめ。主役はあくまで牛肉
スパイスについては、そこまで強いタイプではありません。
もちろんカレーらしい風味はしっかりあります。
ただ、食べた瞬間に複雑なスパイスの香りが鼻を抜けるような、本格スパイスカレー系とは方向性が違います。
メーカーの商品説明では、粗挽きブラックペッパーやローストガーリックを使い、肉の旨みを引き立てていることが紹介されています。
つまりスパイスを主役にするというより、牛肉のおいしさを支えるために使っているという印象です。
今回のスパイス感は3.0 / 5.0。
決してカレー感が弱いわけではなく、「肉が主役」という商品の方向性を考えると納得できるバランスでした。
中辛だけど、少し辛めに感じる
辛さは中辛です。
個人的には、中辛の中では少し辛めに感じました。
ただし、辛さが前面に出て牛肉の味を邪魔するほどではありません。
濃厚な肉と脂のコクに対して適度な辛さが加わることで、全体の味が締まっています。
肉の脂がしっかりしているので、ある程度の辛さがある方が食べ飽きにくいのかもしれません。
※辛さの感じ方には個人差があります。
玉ねぎと果物の甘みが肉の濃厚さを支える
牛肉以外では、ほんのりと玉ねぎや果物のような甘みも感じました。
原材料を確認すると、ソテー・ド・オニオンのほか、チャツネやリンゴパルプも使用されています。
ただ、具材として玉ねぎや果物の食感を感じるわけではありません。
食感としては、ほぼ粗挽き肉が中心。
玉ねぎや果物は前面に出るのではなく、肉の濃厚な味を支える役割を担っているように感じました。
レトルトとしては十分おいしいキーマカレー
レトルトとしての完成度は高いと思います。
「専門店で出されてもレトルトとは分からない」というところまでは感じませんでした。
ただ、普段の食事として手軽に食べられるレトルトカレーとして考えれば、十分に満足できる味です。
特に魅力なのは、やはり肉の存在感。
名店監修のような複雑な味を楽しむというより、国産牛の粗挽き肉をしっかり味わう。
商品の狙いが非常に分かりやすいです。
価格を考えるとコスパも良好
希望小売価格は330円(税別)。
これまで食べてきた「噂の名店」や「神田カレーグランプリ」といったシリーズより価格が抑えられていることを考えると、個人的にはコストパフォーマンスも良いと感じました。
粗挽きの国産牛をしっかり感じられて、濃厚さも十分。
「ちょっと良いレトルトカレーを食べたいけれど、高価格帯までは必要ない」というときにも選びやすい商品だと思います。
温泉卵をのせても美味しそう
アレンジするなら、試してみたいのが温泉卵です。
キーマカレーと卵の相性は定番ですが、この商品にもよく合いそう。
濃厚な牛肉の旨みに卵黄のまろやかさが加われば、少し辛めに感じる中辛の刺激も和らぎます。
途中で卵黄を崩して、粗挽き肉とご飯を一緒に混ぜながら食べても美味しそうです。
S&B 国産牛キーマカレーを5項目で評価
今回も「味・コク・スパイス感・具材・コスパ」の5項目で評価します。
5項目の平均は3.32 / 5.0です。
今回もっとも高かったのは、コスパの3.6点。
続いて具材が3.5点となりました。
スパイスの複雑さや専門店らしい個性を評価するカレーではなく、価格を抑えながら国産牛の肉感をしっかり楽しめることを評価したい商品です。
まとめ|粗挽き国産牛を楽しむ「濃厚肉感のキーマカレー」
S&B「国産牛キーマカレー」は、商品名から想像する通り、牛肉を主役にしたキーマカレーでした。
一口目から感じる牛肉の旨み。
粗挽き肉ならではのしっかりとした食感。
そして牛肉の脂から感じる濃厚なコク。
スパイス感は比較的控えめですが、その分、肉のおいしさがストレートに伝わってきます。
150gという内容量は最初こそ少なく見えましたが、実際には肉が多く味も濃厚なので、食べ終わったときの満足感は十分でした。
今回の一言評価は、
「濃厚肉感のキーマカレー」
総合評価:3.32 / 5.0
本格スパイスカレーを求めるというより、「今日は肉感のある濃厚なキーマが食べたい」というときに選びたいレトルトカレーです。
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