法律や弁護士をテーマにした漫画は過去にいくつかありますが、いま一番熱いこのジャンルの漫画は『九条の大罪』です。
作者は『闇金ウシジマくん』の作者でもある真鍋昌平さんで、一般社会の裏側にある社会の闇に切り込んでいくスタイルで漫画を描かれている方です。両方の漫画を読んでいて感じるテーマは、闇金ウシジマくんと九条の大罪で共通のものを感じますが、闇金業者という弁護士という相反する立場で異なる角度から作られており、非常に面白いです。
ヤクザや半グレという『ウラの世界』で生きる人たちにも守られるべきものがあるというスタンスで弁護をする弁護士の九条間人(くじょうたいざ)と、それを良く思わない『オモテの世界』で生きる刑事たち。そのそれぞれが信念として持つ正義が対立軸とあり、ストーリーが展開されていきます。
全てがリアルではなくフィクションの部分も当然あると思いますが、リアリティーがすごく読んでいると、その世界に引き込まれる非常に面白い漫画です。ぜひ、手に取って読んでみてください。
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