第3話は信と政が対面したシーンから始まります。
信と政の出会い
信と政はキングダムでは主役と副主役のような位置付けのキャラで、この2人の成長を描いていく漫画がキングダムです。その2人の初対面のシーンは、信が漂と顔がそっくりな政と黒卑村の小屋で出会う形でした。
信からすると、漂から『そこへ行け』と言われて意味も分からず来たところに、死んだと思った漂が座っていて何がなんだか分からず混乱していますが、政は全て知ってそこにいるので、落ち着き払った状態で漂ではなく、政という別人であることを信に伝えます。
そこに標的の政がいることを嗅ぎつけて刺客の朱凶がやってきます。
信の初戦闘シーン
キングダムの面白さには、豊富な魅力的なキャラクターや歴史のスキマを埋める創造的な世界観などたくさんの要素がありますが、ダイナミックな戦闘シーンもファンを惹きつける要素の1つになっています。
今後、数え切れないほどの信の戦闘シーンが描かれることになりますが、この朱凶との対戦が初戦闘シーンだと言えます。
黒卑村でチンピラ達と戦う場面もありますが、そこに関してはどっちかというと、流れの中でちょっとした色付け程度に描かれたもので、ちゃんと戦うという意味では朱凶との戦いがデビュー戦です。
戦いを通して、少年だった信が存在感を大きくしていくことになりますが、この時点では、才能の片鱗は見せても、強さに関してはまだまだこれからで、伸び代を感じさせるにとどまっています。
誰よりも高く翔ぶ
初めての戦いで苦戦している信の裏話として、漂が政に信について語っているシーンが挟み込まれます。
そこでは、漂と信は実力的には互角で、打ち合いをしても勝率はほぼ5割と拮抗しているが、自分たちよりも強い相手には信の方が力を発揮すると政に語っています。
そのシーンで出てきた言葉が、信は『誰よりも高く翔ぶ』というものです。序盤の特に騎馬で戦うようになるまでの間に頻繁に描かれていたのが、信が高く飛んで相手を斬りつけるというシーンで、躍動感があり絵的にも見映えがよく、アニメになった時にも動きが出て非常に面白いのですが、その最初が朱凶戦の最後で信が朱凶を倒すシーンです。
朱凶を斬りつけたところで、第3話は終わり4話に続いていきます。
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