第6話は漂が主役の話になります。
政の前で昌文君から王宮に呼ばれた理由を伝え、それに対してのやり取りをするシーンです。
漂の覚悟
昌文君は漂に対して、万に一も無いという言い方をしますが、政は『成功する確信はない、失敗したら命の保証もない』とはっきり言えと伝えます。
それに対する漂の返答は、こんな光栄なことはないと。信と約束した天下の大将軍になるためには、相応のリスクは承知の上で覚悟は出来ているということを伝えます。
目の前で起きたことだけしか考えられていない信と、もっと俯瞰して物事を考えている漂という対比が描かれており、この時点で未熟な信が表現されていて、ここからどう大きくなっていくのか期待を掻き立てられるシーンになっています。
信の覚悟
政から漂の話を聞いて、漂の覚悟を知り、またその話を通して政の覚悟にも触れ、信も自分の路について考え始めるという回になっています。
ここまで漂に頼って、漂が進むべき道を示してくれていたから迷わずに進んでこられたけれど、その漂はもういないので、しっかりと自分で前を向いて考えなければならないことを思い知らされます。
争いや戦争などの物理的な戦いのシーンは壮大さと躍動感があって見栄えがするのですが、心の葛藤も随所に描かれていて、読者としても心動かされながら読み進めていけるのがキングダムの魅力ですね。
登場人物のキャラクターと一緒に読者も成長していくような部分がある作品だと感じています。
第7話に続きます。
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