ヤングチャンピオンで連載されている昭和の政治を舞台にして漫画で、タイトルにある『角栄』というのは、第64代・65代の内閣総理大臣を務めた田中角栄氏のことです。
今の岸田総理が第100代内閣総理大臣なので、36代前の総理ということになります。その田中角栄氏の政治に捧げた人生を辿っていく形でストーリーが進んでいく作品が『角栄に花束を』です。
政治の世界というのは身近なようで、よく分からないというのが我々庶民の感覚になりますが、その分からない世界を漫画を通して学びながら楽しめる漫画が『角栄に花束を』です。
吉田茂、池田勇人、鳩山一郎、岸信介など実話に基づいて描かれているため、登場人物も実在している人たちで、歴史や公民の授業で学んだ人たち、特に歴代の総理大臣が次から次へと登場します。
時代背景としても、戦後の激動の時代になるため、息つく暇なくストーリーが展開していくので、とても面白いです。
過去を学ぶと今が分かってくるので、この辺り興味がある人はぜひ読んでみてください。
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