マンガ

ダイヤモンドの功罪1巻

書店で『2024年はこの漫画が面白い』というコーナーで紹介されていたので、とりあえず1巻を買ってきて読んでみました。

まだ1巻しか読んでいないので、アイドリング部分だとは思いますが、これから面白くなっていきそうな予感がプンプンしています。

あまり内容を書きすぎるとネタバレになってしまうので、詳しくなり過ぎないように書きます。

『ダイヤモンドの功罪』というタイトルから察しの良い方は野球漫画だと気付いているかもしれませんが、その通り野球漫画です。

どんなスポーツをやってもいきなり他人より上手く出来てしまう綾瀬川次郎くんが、天才であるが故に直面する苦悩を描いた作品です。

自分が出来すぎてしまうことで、周りの子たちが、『なんで出来ないの!』と怒られていたり、あいつがいると面白くないと嫌がられてしまうことで、いろんなスポーツを転々としていたたころで野球というスポーツに出会います。

そこでは、初めてボールを投げるにも関わらずすごいボールを投げる自分を受け入れてくれる環境だったため、野球が好きになっていきます。初めはウェルカムモードだった野球チームでも、天才の存在で少しずつ平穏な環境が崩れていってしまい、本人もフラストレーションが溜まっていきます。

そのフラストレーションがU-12日本代表で爆発してしまうというところで1巻は終わります。

1巻では小学5年生のシーンから始まりましたが、時々高校生に成長したところを想起するシーンが描かれていることから、その後も野球を続けていくことが想像されます。野球漫画はたくさんありますが、これほど孤独や苦悩という内面にフォーカスして漫画は少ないと思うので、これからの展開が楽しみですね。

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