1巻、2巻と序盤からいきなり面白かった『ダイヤモンドの功罪』ですが、早速3巻を読みました。
引き続き、U-12の日本代表での話になりますが、日本での練習試合を終えて、海外遠征での大会かスタートです。中学最強の枚方シニアとあわや完全試合のノーヒットノーランで引き分けた試合のミーティングや個々人の反省とかから3巻は始まります。
完全試合を逃した1つの四球。
これをめぐって一悶着あり、世代を代表する選手たちと、彼らとは違う次元で野球をやっているエースの綾瀬川。
監督やコーチですら予想をしていないレベルで考えて投げている天才と、そこと自分を比較して悔しさと、点を取ってあげられなかった申し訳なさとが交錯するチームメイト。
この野球というスポーツの技術的な面ではなく、メンタル面を丁寧に描いている今までの野球マンガとは少し違う切り口で描かれているのが、このマンガの面白いところです。
これを書いている時点で既に4巻、5巻が出ているので、とりあえず5巻までは早く読みたいと思います。
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