今回は野球マンガのご紹介です。
面白い野球マンガは昔からたくさんありますよね。今だと『BUNGO』とか『ダイヤモンドの功罪』などが人気ですが、今回記事として書きたい『忘却バッテリー』もとても人気です。アニメ化もされているので、すでにご存知の方も多いかと思いますが、初めて知った人もいるかもしれませんので、今回は『忘却バッテリー』をご紹介したいと思います。
シニアのスターが都立高校に偶然集まった
都立小手指高校という、弱小高校がこのマンガの舞台です。
名門帝徳高校から推薦をもらっていたけれど、それぞれ理由があり、それを蹴って都立高校に進学していた4人。帝徳高校というのは、野球エリートだけが集まってくる、甲子園に行って当たり前のような高校で、大阪桐蔭みたいなイメージの高校です。
マンガのタイトルになっている『バッテリー』である、投手の清峰 葉流火（きよみね はるか）と捕手の要 圭（かなめ けい）は、その帝徳から特S推薦（1番上のクラスの推薦）でオファーされていた最強バッテリー。ただ、捕手な要 圭は記憶喪失になっており、智将と呼ばれた頃の面影が無いくらい野球素人になってしまっています。
中学時代に、この2人のバッテリーと対戦して、自分の野球の才能に限界を感じて、野球を辞めていたショートの藤堂 葵（とうどう あおい）と千早 瞬平（ちはや しゅんぺい）。彼らも名門帝徳から特A推薦をもらっていたが、それを断り、野球を忘れるために偶然都立小手指高校に進学していました。この都立小手指高校にたまたま集まった野球エリートたちが甲子園を目指していくというストーリーです。
智将からアホに
先ほども書きましたが、智将と呼ばれ、同世代の選手達からも一目置かれていた要 圭は記憶喪失になっており、自分が野球をやっていたことすら忘れています。
その要 圭はただ記憶喪失になっているだけではなく、アホになっていて、智将と呼ばれていた頃の面影すら無くなってしまっています。それだけに留まらず、得意の一発ギャグまでやるという変わりっぷり。野球も素人レベルに戻ってしまっていて、残念なことになっている彼が記憶を取り戻して、過去の智将に戻るのかどうか。
青春&ギャグマンガ
このマンガの魅力としては、過去の挫折を乗り越えて名門帝徳を倒し甲子園出場を目指して頑張るという青春マンガの要素と、クスッと笑えるギャグ要素をミックスした点にあります。
どちらか１つを満たす野球マンガは他にもありますが、それらを両立している作品は意外にもあまり無いのではないかと思います。
Netflixでアニメも観れる
まだ連載としては途中なので、これからも続いていくのですが、序盤の部分がアニメ化されており、Netflixでも公開されています。
スポーツマンガはコミックスで読んでも面白いですが、アニメとして映像作品になると臨場感も出て非常に面白いですよね。忘却バッテリーはアニメ映像のクオリティーも高いですし、コミックスと合わせて観るとより楽しめると思います。
とても面白い作品だと思いますので、まだ読んでいない人はぜひ読んでみてください。
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